浅田漆器工芸

浅田漆器工芸
山中で使われる木は、国産の欅、栃、水目、桜、栓。ろくろで挽かれた木地は美しい漆器となっていきます。山中漆器の特徴はなんといっても木地とろくろにあります。輪切りにした板から様々な寸法をとりカットして乾燥させ、 鉋(かんな)とよばれる特殊な刃物で白木地を回転させながらくり抜く「ろくろ挽き」です。千筋や糸目筋などの加飾挽きを施し、木地師のひとりひとりのこだわりが込められています。 木の持つぬくもりを大切に素朴な味わいの中にも伝統に支えられてきた漆器を、より身近な“器”として現代の生活にマッチするよう新しい形をとり入れています。木へのこだわり、漆への思い入れを重ね、重ねながら塗器気軽に使っていただける漆器づくりを目指しております。カジュアルでお手軽な価格の漆の形を、この山中で是非ご覧下さい。