奥原硝子
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奥原硝子

4半カップ ラムネ

琉球ガラスというと、歴史が古そうに聞こえます。琉球ガラスは明治時代からつくられていたようで...
¥1700(税抜)
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奥原硝子

創業以来、琉球硝子の伝統を守り続け、廃瓶を利用している奥原硝子製造所の製品は、使いやすさを意識したデザインで、ポッテリとした昔ながらの深い味わいがいきづいている。昭和27年創業。前代表の桃原正男氏は「現代の名工」にも選ばれ、彼が生み出した作品は、器の使い手を魅了し、永く愛用され続けている。現在は、代表の宮城和六氏をはじめ、スタッフ全員が一丸となって桃原氏の意思を受け継いでいる。

奥原硝子製造所が創り出す琉球硝子の魅力は、伝統の技法でひとつづつ制作しているところだ。最近の民芸店に並ぶ硝子は、スタイルこそ琉球硝子だが、工法は大量生産で、作品とはほど遠くお土産のような軽薄さを感じる。特に手にしたときの風合いや安定感は、本来の琉球硝子の比ではないことが一目瞭然。本物の琉球硝子作家がこだわる、「廃瓶の再利用と手作り」が、大量生産の硝子と違う「作品の存在感」に大きな違いを見せているのだろう。使いやすさと安定感、そして頑固に守り続けてきた技法が、奥原硝子製造所が創り出す琉球硝子の特徴だ。ガラスを空にかざすと、沖縄が見えてくる。ほどよく入った気泡がキラキラ輝き、南国の暖かさが手のひらに伝わってくるようだ。本物の琉球ガラスは沖縄そのものなのだ。よく冷えたビールを琉球ガラスで飲む。今年の夏を本格的に楽しみましょう。