4半カップ ラムネ
【よんはんかっぷ らむね】
¥1700(税抜)
琉球ガラスというと、歴史が古そうに聞こえます。琉球ガラスは明治時代からつくられていたようですが、産業として成長したのは戦後から始まります。米軍から出されるコーラやビールの空き瓶を溶かしてガラス製品を製造しはじめたのです。アメリカ人が日常生活で必要とした、コップやワイングラス、ピッチャーなどが作られていたようです。再生ガラスなので気泡が入り、独特の質感もあります。そのような琉球ガラスに用の美を見出したのが民藝運動を支えた濱田庄司さんです。
奥原ガラスは、現存する最古の琉球ガラスのつくりての一つです。このグラスは形状もシンプルで沖縄ガラスの特徴をよく理解できると思います。このグラスで飲む水は心身ともに清めてくれるような気がします。
商品コード:274780001
JANコード:4573245000471
サイズ(cm):高さ 11 幅 8 奥行 8
形状:グラス
用途:カップ
取扱い上の注意:食洗機の使用は不可
注意:本商品は手しごとの商品であり、色、サイズには若干の誤差がございますことご了承ください。 商品写真になるべく近い物を集めておりますが、その点ご理解頂ける方のみご購入頂きますようよろしくお願い致します。
在庫:4
出典:ギャラリーOZ
つくりての商品一覧へchevron_right奥原硝子
創業以来、琉球硝子の伝統を守り続け、廃瓶を利用している奥原硝子製造所の製品は、使いやすさを意識したデザインで、ポッテリとした昔ながらの深い味わいがいきづいている。昭和27年創業。前代表の桃原正男氏は「現代の名工」にも選ばれ、彼が生み出した作品は、器の使い手を魅了し、永く愛用され続けている。現在は、代表の宮城和六氏をはじめ、スタッフ全員が一丸となって桃原氏の意思を受け継いでいる。
奥原硝子製造所が創り出す琉球硝子の魅力は、伝統の技法でひとつづつ制作しているところだ。最近の民芸店に並ぶ硝子は、スタイルこそ琉球硝子だが、工法は大量生産で、作品とはほど遠くお土産のような軽薄さを感じる。特に手にしたときの風合いや安定感は、本来の琉球硝子の比ではないことが一目瞭然。本物の琉球硝子作家がこだわる、「廃瓶の再利用と手作り」が、大量生産の硝子と違う「作品の存在感」に大きな違いを見せているのだろう。使いやすさと安定感、そして頑固に守り続けてきた技法が、奥原硝子製造所が創り出す琉球硝子の特徴だ。ガラスを空にかざすと、沖縄が見えてくる。ほどよく入った気泡がキラキラ輝き、南国の暖かさが手のひらに伝わってくるようだ。本物の琉球ガラスは沖縄そのものなのだ。よく冷えたビールを琉球ガラスで飲む。今年の夏を本格的に楽しみましょう。
出典:ギャラリーOZ
うつわ
琉球ガラス
出典:民藝 かりん
琉球ガラスとは
琉球ガラス(りゅうきゅうガラス)は、沖縄県の沖縄本島を中心に生産される、
吹きガラスなど技法で作られるガラス工芸品のことです。
琉球ガラスの歴史
琉球ガラスは、明治時代には作られ始めていたと言います。
しかし、本格的に盛んになったのは第二次大戦後です。
戦後、沖縄におけるガラス工場の復興は、戦前からつくっていた人たちや、疎開先から引き上げてきた
ガラス職人たちが中心で、本土から技法を取り入れて生産を始めました。
米国駐留軍からの需要がこの産業を盛んにした1つの大きな理由です。
昭和47年の本土復帰以前の琉球ガラス製品は、60%を米国に、20%が本土、20%が島内で販売されていたそうです。
このことからもわかるように、製品は全て米国人の生活様式と好みに合わせて作られていました。
中でも、パンチボールセット、サラダボール、ドレッシング用の瓶、ワイングラス、シャンパングラス、造花などが
現在まで引き続いて生産されています。
琉球ガラスの特徴
琉球ガラスは、古くは廃瓶がから作るリサイクルガラスが主になっていますので、
廃瓶の色を元にした約7種類の色が特徴になっています。
淡水色、緑色、茶色、薄茶色、紫色、深い青色、透明、です。
また廃瓶を使うため、他のガラス器に見られるようなガラス特有の透明感や冷たい感じや繊細さはなく、
むしろくすんだ色や気泡があっても介しない素朴なところが特徴です。