帯筒(大)黒檀柾目
【おびづつこくだんまさめ】
¥15000(税抜)
角館の伝四郎の樺細工です。樺細工は大山桜、霞桜など山桜の皮を原料としています。山桜の皮は幾層にも堆積するので剥がれにくく、強靭で滑らかであるという特徴を持っています。また、剥ぎとった皮は再生するので環境循環型の素材でも有ります。
この伝四郎の帯筒は外面は現代的な塗装をし、内側と内側内面に樺の皮を貼っています。丁度段差の所に樺の模様が現れます。洋風なデザインの中に日本の伝統的技法がほんのり現れるという、なんともいえない慎ましさがとても素敵です。
コーヒー、紅茶入れにも最適です。アクセサリー入れや、ちょっとした小物を入れてみてはいかがでしょうか。いろいろな用途を考えてこの慎ましい樺細工をインテリアに是非お使いください。
商品コード:27549002
JANコード:4573245000662
サイズ(cm):高さ 12.2 幅 8.2 奥行 8.2
形状:
用途:茶筒
取扱い上の注意:食洗機の使用は不可
注意:本商品は手しごとの商品であり、色、サイズには若干の誤差がございますことご了承ください。 商品写真になるべく近い物を集めておりますが、その点ご理解頂ける方のみご購入頂きますようよろしくお願い致します。
在庫:4
出典:藤木伝四郎商店
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樺細工は山桜の樹皮で出来ています。その語源は万葉集の長歌の中で、山桜を「かには」と表現したものが後に「かば」に転化したと言われています。山桜の樹皮ははがしても、もう一度再生する環境に優しい素材です。再生した皮は「二度皮」と呼ばれ、樺細工に使うことができます。
Kabazaiku (birch craft) are made from wild cherry barks.The origin of the term comes from a song in Manyoshu ,where the author expressed a wild cherry as “kaniha”, which later changed to “kaba”.The wild cherry balks are also known to be an eco-friendly material, for its barks revive even after it had been pealed off.The revived barks are called “Nido-Kawa” , also a common material of Kabazaiku.
角館は秋田支藩の城下町として栄えた歴史ある町です。桧木内川沿いには2㎞にわたって染井吉野が立ち並び、今も黒板塀が続く武家屋敷には400本余りの枝垂れ桜が情趣あふれる風景を作りだしています。樺細工はこのような伝統と歴史、自然に恵まれた角館で育まれ、今の暮らしに調和するものを作り続けています。
Kakunodate flourished as a castle town residing in Akita.2km long row of Somei-Yoshino(cherry tree) are planted along the Hinokinai River,and more than 400 weeping cherries around Bukeyashiki(old samurai house) create a warm atmosphere.
Kabazaiku has been preserved in this city full of history, tradition,and nature, and is still being manufactured to meet the needs of modern-day life.
出典:藤木伝四郎商店
うつわ
樺細工
出典:東北経済産業局