渋草柳造窯
【しぶくさりゅうぞうがま】
日本, 〒506-0035 岐阜県高山市新宮町4249−29
天保13年、尾張の陶人戸田柳造は時の郡代豊田藤之進に招かれ、高山陣屋の西方渋草の地(現在の高山市上岡本町)に陶土を発見し窯を築きました。また、槍ヶ岳の麓(現在の飛騨市神岡町)で飛騨の地ではじめて磁器の原料となる陶石を発見。加賀九谷から曽我徳丸ら絵師を招き「飛騨九谷」と呼ばれる優美な作風を生み出しました。時代は明治に移り、紆余曲折を経て弟子の松山惣兵衛(二代目渋草柳造)が独立、開窯しました。そして陶祖戸田柳造の意志を継ぎ、陶器と磁器の両方を兼ね備える日本でも類まれな窯として、今日の「渋草柳造窯」の礎を築きました。陶祖の開窯以来160余年、飛騨の土にこだわり、手業にこだわり、先人の叡智を脈々と受け継ぎながらも、それに甘んじることなく、常に新たな意識を取り入れ、作陶にいそしんでおります。
出典:高山市


