縄文時代には土器が製作された。本格的に陶磁器が作られ始めたのは平安後期。鎌倉・室町時代になると六古窯と呼ばれる常滑・瀬戸、越前、信楽、丹波、備前で陶業が盛んになる。桃山後期になると有田で陶石が発見され磁器生産が始まる。 美濃、有田、波佐見、瀬戸、京、九谷などが主要産地。最大産地は美濃。焼成温度の高いものから、磁器(1200〜1400度)、炻器(1000〜1300度)、陶器(850〜1300度)がある。加熱によって原材料に高温化学反応を起こさせる(焼締め)。釉薬はガラス化させることによって素地と一体化する。