てしごとクラブ

江戸鼈甲

えどべっこう

東京都

鼈甲細工の歴史は古く、正倉院の宝物庫にみられる螺鈿紫檀五弦琵琶などは遣隋使によってもたらされた。16世紀に中国で生み出された技法がポルトガル経由で長崎に伝来する。江戸鼈甲が作られたのは江戸幕府が開設された頃といわれる。徳川家康も鼈甲の眼鏡を遺品として残している。元禄期に貼り合わせの技法が伝えられ複雑な造形が可能となる。江戸鼈甲の素材は、赤道近くの海域に生息するウミガメの一種である玳瑁(マイたい)の甲羅を使用する。加工しやすく工芸品や装飾品の材料として重用される。1992年よりワシントン条約により原材料の輸入ができず、以前に輸入された原材料で製作されている。平性27年に伝統的工芸品の指定を受ける。

つくりて

技法