鋳ぐるみ鋳造

【いぐりみちゅうぞう】

「鋳ぐるみ鋳造法」は、あらかじめ鋳型にステンレス線、銅線等をステンレス釘で固定して、溶解した金属を注ぎ込む方法。製作中に土くずれしたり、銅線が溶け込む事があり、熟練と勘、そして高度な技術が必要である。 伝統技法である焼型鋳造では鋳型を焼き上げるとき、鋳型に留めてあるステンレス線や銅線が膨張したり、あるいは、熔銅を注ぎ込む時に湯圧で動いたり溶けたりして、予想外の文様が出来ることがある。象嵌と違った有機的な温かみのあるものが出来るように思う。 熔銅とステンレス線・銅線は硬さやねばりが違うので、仕上げにも高度な技術が必要である。削りすぎると鋳ぐるみの部分がはずれたりするので、忍耐強く慎重に手仕事で仕上げる。 (2)厚肉で冷却の遅い部分に生じる不良を防止するために、鋳型内にあらかじめ熱伝導度の大きいものを入れ鋳物を内部から冷却する方法

出典:富山職業能力開発協会