常滑焼

とこなめやき

愛知県

平安末期の12世紀に成立。日本六古窯の中で最大の産地。窯跡は数千といわれている。桃山期に隆盛した茶陶の影響は少ない。フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルでは常滑のタイルが採用された。生産地は愛知県の常滑市、半田市、知多市など。常滑の由来は「滑らかな床(トコ)」と言われている。豊富に生産される原料は鉄分を多く含む。その特徴を活かした朱泥急須は重要な産品。人間国宝に三代山田常山がいる。主な技法は彫刻、練り上げ、櫛目、印花、飛びかんな、はり付け、虫喰い手、指頭文、ろくろ目、削り目、化粧掛け、象がん、型摺り、松皮、イッチンなど。衛生陶器で有名なINAXの本社がある。

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