村上木彫堆朱

むらかみきぼりついしゅ

新潟県

村上地方の漆技は今から約600年前、京都から寺院建築に来た漆工が始めたと伝えらています。その後歴代藩主はこれを奨励し、漆樹栽培が一段と活発になり、今より約270年前に村上藩士 頓宮次郎兵衛により木彫堆朱・堆黒が藩内に広められ進歩発展して参りました。村上木彫堆朱が世に出て以来、その技法は今なお保持され、昭和30年2月には「新潟県文化財」に指定され、昭和51年2月に「国の伝統的工芸品」の指定を受けております。なお、近年になり新たに技法が生み出され現在では、堆朱・堆黒・朱溜・彩漆・金磨・三彩彫といった6種の技法をひとくくりとして村上木彫堆朱は成り立っております

村上市観光協会

つくりて

技法

分野