曜変天目の再現(2) 長江惣吉(ながえそうきち)

1963年、愛知県生まれ。
曜変天目の研究を八代・長江惣吉より引き継ぐ。
論文: 「曜変の再現研究」、「宋代建盞の光彩の研究」(以上東洋陶磁学会)
「曜変の光彩の再現研究」(中国科学院)など

1963年、瀬戸市上品野に江戸時代より続く窯屋に生まれる。父、八代長江惣吉のライフワークであった「曜変の再現」の研究を引き継ぐ。1996年、中国福建省で開催された中国古陶磁学会国際討論会にて論文発表。以後、建窯を27回にわたり調査。1997年、建窯窯址の学術発掘調査に協力。2010年、東洋陶磁学会にて「曜変における光彩の再現研究」の発表。現在、宋代と同じ形式の窯と原料(中国より輸入)を用い、曜変の再現制作研究を行う。

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